2021.10.10
症例紹介(しゃっくり)

秋も深まり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

身体を冷やさないよう食べ物や飲み物に注意しましょう。

今回は症例についてご紹介していきます。

 

【主訴】:しゃっくり

【背景】:既往歴にくも膜下出血。器質的影響の強いしゃっくりの可能性がある

一度、しゃっくりし始めると痙攣的に発作が続く

病院にて柿蔕、呉茱萸湯処方され服用も無効

最終的には抗不安薬服用でしゃっくり止まるが1日中寝てばかりの日が続く

【経過】初回:症状と体質に合わせた漢方薬を開始。養生方法説明

一ヶ月後:しゃっくり続いている。体質改善継続。頓服薬として半夏瀉心湯開始

二ヶ月後:しゃっくり続いている。頻度減っていない。頓服の半夏瀉心湯も効果なし

1日中、寝てしまっている。眠気の副作用としゃっくりが抑えられる用量をアドバイス

数ヶ月では体質の改善は難しいこと。根気強く続けていくことを説明。

引き続き体質改善薬継続。呉茱萸湯再開

三ヶ月後:しゃっくり止まる。抗不安薬中止してもしゃっくりはでない。体質改善継続

 

いかがでしたでしょうか。

このように症状的ではなく体質改善的に漢方薬を使用することで根本から治療できた良い例になります。

厳しい状況でしたが、ご家族の方とも協力し西洋薬や養生のアドバイスをしながら苦境を乗り越え喜びを分かち合うことができました。

 

自分で症状や体質に合った漢方薬を選ぶのが難しい方、

体質改善や自然治癒力の向上といった

日頃の健康維持目的で取り入れたい方など

ぜひ一度ご相談くださいませ。

英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)

 

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