2022.02.10
【旬】ふきのとう

立春を迎え、山菜の季節が今年もやってきました

今が旬の「ふきのとう」

ほろ苦く春を感じる香り。たまりませんね

本日はふきのとうについてご紹介します

 

 

 

東洋医学

東洋医学の世界では

「建脾化痰」・・・消化器を整え痰を減らす

「涼血解毒」・・・種々の熱毒由来の症状を抑制

といわれております

 

冬で停滞した脾を春に向けてしっかり整え、めぐりを整える

味だけでなく機能的にも素晴らしい食材ではないでしょうか

 

栄養学

栄養学の世界では含有成分として

ビタミンE、ビタミンK

カリウム、銅

 

血液にとても良いものがたくさん入っていることがわかります

東洋医学の「涼血解毒」とも一致しますね

 

注意事項

・福寿草と酷似しているので鑑定は慎重に

福寿草には毒がありますので、市販のものを購入しましょう

・根っこは毒があるので切り落としましょう

・ピロリジンアルカロイドのフキノトキシンが含有しているので

あく抜きは忘れずしましょう

 

あく抜き方法

材料:ふきのとう  適量

塩または重曹 大さじ1

1.鍋にたっぷり入れたお湯に塩大さじ1または重曹を大さじ1

ふきのとうとともに3分沸騰

2.冷水で硬さ・風味の好みに応じて30分~1晩しめる

 

質の見分け方

重要なのは花が開ききっていないこと。次に中身が詰まっていて

色鮮かで新鮮そうなものを選びます

 

【レシピ】ふきのとうの天ぷら

 

 

材料:ふきのとう 適量

   小麦粉   適量

水    適量

油    適量

0.あく抜きする。(あくぬき方法参照)

1.ふきのとうを洗い水気をとる。

2.全体が閉じた状態なので、額や葉を広げ全体を広げる

上から包丁で優しく押しつぶす

3.小麦と水を2:3であえてまぶす

4.蕾を下に向けて180℃で揚げる

5.塩または味の素をふりかける

 

ぜひ、この機会に今しか味わえないのでお試しください

 

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