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夏至を迎えて 季節は本格的に夏へと歩みだしています
各地、山開きシーズンがはじまりました
コロナが明けて、今年こそは北アルプスや富士山に挑戦してみようと
計画されている方も多いのではないでしょうか
今回は登山時に役立つ漢方薬を二つ、ご紹介します
壮大な山に登ろうとするほど行動時間や険しさは比例して 増していきます
疲労の蓄積で時には足をつってしまう(こむら返り)こともあるでしょう
そんな時は「芍薬甘草湯」を服用して下さい
入念な準備運動をしたうえ登山前の麓で、ピークハント前の山の肩で服用して下さい
こむら返りに対して予防的に使用できます
痛みを感じてから服用する際は症状緩和的な効果が期待できます
服用して数分すると痙攣、痛みが緩和するでしょう
養生法としての対策は
1.準備運動をしっかりおこないましょう
2.筋肉負荷をかけないよう小幅でゆっくり歩き
脚を自分の膝より高くもち上げないようにしましょう
3.下山時にこむら返りは頻発します
下山時の疲労軽減のコツがあります。前足を出した時点で、荷重は後ろ足に残ったままにします
前の足は置くだけにし、前足の安定を確認したらゆっくり荷重移動を行います
静荷重静移動を意識してください
2500mを超える山々は高山病のリスクが高まるといわれております
高山病の症状は頭痛、息苦しさ、吐き気、めまい があります
高所順応をしたとしてもその日のコンディションで左右されてしまうこともあります
一旦、高山病の症状がでると回復は難しく
標高を下げることでしか治療手段が ないといわれております
高所の山へおでかけの際は「五苓散」を服用して下さい
五苓散は高所によって急激におこる気圧変化による 身体の影響を軽減する漢方薬です
高山病になる前に服用することで予防効果が期待できます
高山病発症後もその後の状態を緩和することが期待できます
養生的な対策として
1.「不眠」「飲酒」は高山病を誘発します
山の朝は早いのです。早く寝て、飲酒は下山後に楽しみましょう
2.身体への負荷を減らすことで高山病のリスクをさげます
「荷物を軽く」し「ペースはゆっくりと」歩いてください
いかがでしたか。 登山に安全対策は必須になります
この他、緊急用の道具等お忘れないよう入念にご準備ください
※あくまで予防、応急処置としてのお薬と認識ください
こむら返りや高山病を起こしたら下山が基本になります
行動が難しい場合は無理をせず 山岳救助隊の連絡も視野に入れて安全を優先しましょう
自分で症状や体質に合った漢方薬を選ぶのが難しい方、
体質改善や自然治癒力の向上といった
日頃の健康維持目的で取り入れたい方など
ぜひ一度ご相談くださいませ。
(英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)
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