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【所見】
年齢:17才
性別:女性
主訴:無月経
母親が付き添い来局
二年以上、無月経の状態が続いている
定期的に婦人科へ通院しており
一時はホルモン剤の服用による治療を行って
いたが、現在は中止している
「ホルモン剤を服用すると月経は再開するが
いつまで服用すればよいのか。終わりがみえないから中止した
西洋薬を中止しているが、このままではいけないので
なにかできることをしていきたいとのこと」
とのこと
既往歴なし
併用薬・サプリメントなし
血液検査数値に異常なし
身体はやせ型、物静かな性格
疲れやすい
小食で胃腸が弱い
冷え性(冬は手先にしもやけ)
受験期で学業に対するストレスが強い
低体温
運動不足
東洋医学的に「虚弱寒証」「気滞血瘀」
と判断し漢方薬を処方
【服用後の経過】
一ヶ月:月経はこないが、なんとなく気持ちに良い
感じがする。特に飲んでいて問題ないので続けていきた
二ヶ月:数年ぶりに月経がきて随分と喜ばれたとのこと
三ヶ月:今月は月経なし。体質はすぐに変化しないので
しっかり続けていくように指導
四ヶ月:今月は月経あり。生活習慣の見直し規則正しい生活
を心掛けている。ストレスに対して気にならなくなってきた
平熱は35℃後半から36℃前半に上昇
【総括】
近年、若年層の健康問題が深刻になりつつある。
スマホを中心とした生活背景による
運動不足、自律神経系
・ホルモンバランスの乱れが問題になっているが
氷山の一角としての症例だろう
虚弱体質で「気虚」「気滞」に根本の原因があり
漢方薬が上手く著効した例である
若年だからこそ治癒力が高いこと
「気血」以外に大きな問題がなかったこと
が功を奏し、著効したと考える
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