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0120-73-1410もうすぐ3月になりますが
まだまだ寒く、地域によっては大雪が降り
乾燥した日が続きます。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「保湿剤」になります。
ある日の中医の先生との会話
「最近、乾燥で痒いを通り越して痛い…..」
保湿剤は使っていますかと質問すると
「化学由来のものは控えているから
オーガニックの保湿剤くらいしか使っていないよ」
よく患部を観察してみると
ぱっくりと真皮まで亀裂がはいっており
周囲は真っ赤に炎症していました。
これ、あかぎれか。。。
乾燥に加えて炎症も強い。
だったらこれを使わないとと
「タイツ膏」
をすすめてみると
「乾燥に使えるの?虫刺されとか湿疹用じゃないの」
いいから一回、多めに塗って試してみて
一時間後。。。
「なんかいい。ヒリヒリしないね。」
塗り直しながらぴかぴかに光る手のひらをうっとり
眺めている先生をみていると少し笑ってしまいました。
漢方薬の塗り薬として有名なものは
火傷や痔に使用する「紫雲膏」
虫刺されや痒みに使用する「タイツ膏」
の二つが有名でございますが
実はどちらも
乾燥やあかぎれの保湿剤として利用できる
ことをご存知でしょうか。
使い分けは
・炎症が強く乾燥の
強いもは「タイツ膏」
・単純に乾燥が
強いものには「紫雲膏」
がよいとされます。
どちらも基材は「ごま油」と「ミツロウ」のみで
構成されて後は生薬のみという
シンプルな塗り薬になります。
その後も愛用されて
薬がなくなる頃にはよくなっていました
めでたしめでたし。
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