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0120-73-1410今回は、テレビのバラエティー番組などの罰ゲームとしてよく使われる「センブリ」について、漢方専門薬局の視点からご説明いたします。
センブリは当薬(とうやく)とも呼ばれ、日本各地や朝鮮半島などに分布するリンドウ科の植物です。
センブリの名前の由来は、「千回振り出しても苦みがあること」からその名前がついたとされています。
もちろんただ苦いだけではなく、日本では室町時代から薬として用いられてきた過去があります。
当時の使用用途としては、
胆汁・膵液・唾液などの分泌促進目的、殺虫剤として肌着の染料として用いたりされていたそうです。(諸説あり)
現在知られている苦味健胃薬として使われ始めたのは、江戸時代からだそうで、
明治25年には竜胆の代用品として日本薬局方に収載され、今日でもご家庭で胃痛・消化不良・食欲不振の際の薬として使われています。
他にも、煎じ液を頭シラミ除去の洗髪料、結膜炎の洗浄液としても利用されています。
また、現在ではセンブリのアルコール抽出物が発毛剤としても近年注目を浴びています。
罰ゲームといいながら、胃腸を丈夫にしたり、発毛にもいいため、ある意味罰ゲームではないのかもしれません。
(ただし、はじめて飲む方は苦みは覚悟した方がいいかもしれません。)
今回は、センブリについて簡単にご説明させていただきました。
当店ではセンブリなど、普段中々手に入りづらい生薬のお取り扱いもございますので、
ぜひご来店いただければと思います。
今後もヨモギなどといった身近に感じられる生薬についてご説明させて頂くので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
自分で症状や体質に合った漢方薬を選ぶのが難しい方、
体質改善や自然治癒力の向上といった
日頃の健康維持目的で取り入れたい方など
ぜひ一度ご相談くださいませ。
(英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)
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