2021.12.24
東洋医学からみる不眠症

遠くの山々は白く覆われ
週末は各地で雪が降りました
冬至を過ぎ、いよいよ年末ですね
皆様いかがお過ごしでしょうか

 

「日本人の5人に1人が睡眠についてなんらかの
トラブルをかかえている」といわれており
年齢を重ねるにつれ、さらに増え
「60歳以上では3人に1人となります」

 

不眠症は国民病といわれております

今回は不眠について回を分けて解説していきます

 

寝ている女性のイラスト(睡眠)

 

 

まずは不眠症の定義から説明します

西洋医学的に不眠症とは

 

「入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの

睡眠問題が一ヶ月続き日中の眠気や集中力の低下等

社会生活が障害されること」

つまり、「寝るまでに30分~1時間以上かかってしまう」「途中で2回以上

起きてしまう」「いつもより2時間早く起きてしまう」「眠りが浅く

起きても爽快感がない」ことで日常生活に支障がでてしまうことを

さします

重要なのは睡眠時間で診断されるものではないということ

年齢・個人差で適切な睡眠時間はその人によって変わってきますので

睡眠の爽快感があり日常生活に支障が無ければ短くても問題ないのです

不眠症でお悩みの方はご自身がどのタイプに

あてはまるかで対処法が変わりますので

把握することが大切です

 

寝つきが悪いタイプは体内時計が乱れていることが

多いので就寝時はカーテンを閉め、部屋を真っ暗にして

寝る。朝はきちんと陽の光を浴びること。

夜更かしはしない。平日と休日の起床時間差をなくす

 

早朝覚醒型は、ある程度年齢を重ねると睡眠時間が短くなることを

考慮する必要があるので「若いときにもっと寝れた」というのは早計です

対策として、昼寝をしすぎない。

中途覚醒型の場合はこれに加えて泌尿器系に問題がないか確認します

 

熟眠障害型は血圧や血糖値が高く交感神経が刺激されてい

ることが多いです。

そのためメタボの確認も重要です

 

 

西洋医学の睡眠導入剤は直接脳に働きかけ、神経伝達を抑制し

効果を発揮します

 

一方、東洋医学の不眠症の考え方は

体全体をとらえ多角的に判断します

栄養が十分で血や体液に問題がないか

ストレスによる負荷やそれによる影響はないか

影響があるとしてどのように影響しているのか

気のめぐりはどうなのか

問診という形で様々な角度から確認していきます

 

西洋医学に東洋医学を組み込むことで

対処療法の治療からさらに追加して

体質改善による根本治療も期待できます

生活で気をつけるべきことやお食事、心のありかた含めて

アドバイスさせていただきます。

 

荻秀幸の漢方納得相談でも不眠症について放送しましたので

ぜひご覧ください

次回はさらに不眠について深堀していきます

 

 

 

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