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0120-73-1410最近ドライマウスを訴えている方が多いような感じがします。
ドライマウスの治療では、唾液が不足するのだから単純に増やせば良いと考えがちですが、中医学では少し異なった考え方もあります。
脾の液である「唾」は、体にとって有益な水分である「津液(しんえき)」です。
ドライマウスをひき起こす原因は、津液不足だけではなく津液を運ぶ力に問題がある場合があります。
津液はあるのに運ぶ力が不足すれば、必要な部位を潤わせることができません。
この状態は、肝気鬱滞によって脾がダメージを受け起こる病証で、肝脾不和によるものです。
気の流れが阻害された「気滞」では、津液を口中に運ぶことができなくなり、口腔内の乾燥を招きます。
気滞によるその他の症状は、胸の張り、脇腹の脹痛、ため息が多い、いらいらする、精神状態が不安定、二便不調、食欲の低下や逆に食欲が過多になる等で、これらの症状は肝脾不和の病理状態に属します。
治療原則は、疏肝理気と補脾を同時にする事です。
もしドライマウスに加えてこのような症状が気になりましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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