2022.07.20
【水虫】漢方薬での治療、治し方

湿度の高い梅雨や気温の高い夏の季節になると

水虫でお悩みになる方も多いのではないでしょうか

病院の塗り薬や飲み薬、市販薬でもたくさんの塗り薬 が販売されています

「水虫に漢方薬？？」

そのように感じる方は多いはずです
医療関係の方でも知らない方は多いではないでしょうか

漢方薬による水虫の治療は可能です

【どのような人が漢方治療にむいているのか】

前提条件

水虫・たむしは非常に判断しづらく

顕微鏡等を使った専門的な診察が必要です

はじめて水虫かなと異変を感じたらまずは

皮膚科を受診してください

漢方治療は過去に水虫の診断を

受けている方が対象となります

1.一度、治っているが一定の季節で再発を

繰り返している方

お薬を漢方薬に変更し、経過をみることがおススメ

です。再発しないよう養生法実践して治療を行います

2.西洋薬を使用したが副作用が強く使用中止に

なった方

西洋薬を使用すると炎症の副作用がでる方が

一定数いらっしゃいます。そういう方は自然

由来の塗り薬を使って経過をみるとよいでしょう

3.西洋薬が無効の方

治療が進まないことには理由があります

水虫ばかりに焦点がいきがちですがお身体

全体の状態をみて内服薬も使用して治療して

いきましょう

【水虫に対する漢方の塗り薬】

木槿皮（モクキンピ）を使った塗り薬が

製品化されています

木槿皮（モクキンピ）とは

アオイ科のムクゲの樹皮や枝が原料

7~9月の今の時期に花を咲かせます

奇麗な花で鑑賞の世界でも有名な花です

日本各地でムクゲをみることができます

樹皮にアルカロイド成分を含み抗菌・抗真菌

作用があります

チンキ剤として使用されてきました

チンキ剤とはエタノール等の液体に成分を

抽出することで使用する薬剤のことを指します

【水虫に対する漢方の飲み薬】

水虫になるには原因は様々です

皮膚の免疫や代謝機能等に問題を抱えている ことが多いです

体質を改善することで原因となる問題を解決し

治癒促進・再発予防・拡大予防が期待できます

また、現在お使いの西洋薬の効力を底上げすることも 期待できます

【治療のコツ】

とにかく根気強く治療していくことが重要です

西洋薬・漢方薬ともにすでに感染してしまった皮膚や爪を

改善するものではありません

正常な皮膚や爪が生え変わるようにしているお薬です

足の爪の水虫ならば、手の爪とは伸びる速度が

異なり、生え変わるのに１年を要します

だからこそ、継続的に治療をかかさないようにす

ることがなにより重要です

お薬は毎日使いましょう

また、再発しやすいので治ってからも足のケアをかかさな

いようにしましょう

・乾燥するなら保湿剤を塗る

・蒸れるようなら靴下や靴に透湿性のあるものを使用する

・足の汗対策

・温泉施設等での感染に注意する

（自宅に帰ったら足を洗い流す）

【まとめ】

1.水虫の診断を受けた人なら漢方薬での治療が可能

2.漢方薬には塗り薬と飲み薬がある。

体質に問題があれば飲み薬の検討も

3.治療には根気強さが必要。毎日、かかさず薬を使用する

毎日、ケアを欠かさない方の足は柔らかく血色

も奇麗です。毎日、使う足だからこそ労わりま

しょう

塗り薬 ドキンピ水溶液

第二類医薬品 税込1650円

先ほどご紹介した

ドキンピ配合の塗り薬になります

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