2024.08.10
症例紹介【妊活】浦和店今年三人目(祝)

 

 

今回は妊活の症例についてご紹介します。

 

【概要】

39才 女性 158cm 47kg

 

二年前、着床せず化学的に流産。

以降、妊活をすすめるも中々、妊娠できず

漢方薬の相談のため来局。

 

流産して以降、生理周期が乱れ

経血の量が非常に少ない。

低体温で35℃前半。

 

めまい・妊活の治療で病院から五苓散と人参養栄湯を処方され服用中。

週一回、偏頭痛に悩まされている。

 

寒がりで汗っかき。

食欲少なく便は緩め。

お手洗いは1日10回。

運動不足で慢性的な肩こりがある。

 

【望証】表情に力がなく疲れ気味

【舌診】黄苔。軽度の怒張あり

【治法】理気活血

 

すでに人参養栄湯と五苓散を服用していることを考慮し

必要最低限かつ相乗効果を期待できるように処方。

理気活血は併用薬による補気作用によって生じた「気」

そして停滞した「血」を流すことが目的である。

 

 

一ヶ月目:毎日服用できている。気になる症状や体質について大きな変化は感じない

 

二ヵ月目:食欲が以前よりでてきた。胃の不快感が減ってきた。

生理がきていないが、妊娠したかまだ分からない。

 

三ヶ月目:妊娠のご報告。

 

すでに漢方薬を服用されていて効果を実感できない方の症例でした。

病院でだされる漢方薬はほとんど、症状に対しての処方になります。

東洋医学の知識を取り入れて追加処方することで

このように効果がでるようになることもあります。

 

英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)

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