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0120-73-1410皆様、いらっしゃいませ。
今日は土用の丑の日について解説します。
まずそもそも皆様、「土用」の意味をご存じですか?
土用とは漢方の考え方で、
「季節の変わり目の立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間」のことを言います。
一方「丑の日」とは、
「日にちを十二支で数えたとき、丑に該当する日のこと」です。
丑の日は12日周期で訪れます。
十二支は年を表す際に用いられるのは皆様ご存じだと思いますが、
時刻や方角、日にちを表すときにも使われます。
では、なぜ土用の丑の日に鰻を食べる風習ができたのでしょうか。
うなぎを土用の丑の日に食べる習慣は、江戸時代に定着したと言われています。
きっかけは諸説ありますが、
有力なのが蘭学者の平賀源内(ひらがげんない)の発案によるというものです。
うなぎ屋が、平賀源内に対して
「夏場はうなぎが売れなくて困る」と相談したところ、
丑(うし)の日とうなぎを結び付けて、宣伝するよう提案されたことがはじまりだそうです。
それが大盛況となり、今日の夏の土用の丑の日にうなぎを食べることが定番化したといわれます。
ですが・・・
ここからが大切です!!
皆様はなぜ、夏場に鰻が売れなかったと思いますか?
たしかに、その当時の鰻の旬は、秋から冬と言われていたこともありますが、
何より土用というのは、東洋医学的には一番胃が弱くなりやすい日なのです!!
だから知らず知らずのうちに、体の防衛本能として
胃が弱っているから、脂っぽい食べ物は控えようとしていたのです。
なので、せっかくこのブログを見てくださった方には、 正しい知識を覚えて頂ければと思います!
鰻はビタミンAも豊富で、滋養強壮にも優れていい食べものだけど、
皆と同じように踊らされるのではなく、
一番胃が弱まりやすい「土用」にだけは食べるのに注意してください。
脾(胃)が弱まると、
味覚障害や口の粘着き・食欲不振・倦怠感・下痢に繋がります。
ぜひ皆様の健康や話のネタになればと思います。
ちなみに、今後の土用の丑の日は以下の通りです。
<2024年 土用の丑の日> 1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日
<2025年 土用の丑の日> 1月20日、2月1日、4月26日、7月19日、7月31日、10月23日、11月4日
<2026年 土用の丑の日> 1月27日、4月21日、5月3日、7月26日、10月30日
<2027年 土用の丑の日> 1月22日、2月3日、4月28日、7月21日、8月2日、10月25日、11月6日
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