2024.09.30
秋に多い不調とおすすめの養生

こんにちは!

秋めいた日が増え、気持ちよい日が多くなってまいりましたね。

今日はそんな秋の養生についてお伝えしたいと思います。

 

中医学では、五行説より五臓の肝・心・脾・肺・腎のうち、

秋はと密接に関係します。

また、そのつながりとして肺-鼻-大腸-皮膚などが大きく関連すると考えます。

 

さらに、秋からは燥の季節と言われ、乾燥しやすくなります。

そのため、に出やすい症状として

・乾いた咳がでる

・鼻の粘膜や皮膚が乾燥しやすくなる

・便がかたくなりやすくなる

などの症状がでることがあります。

 

そのため、おすすめの日常の養生は大きく分けて2つ!

◎潤い(陰)をたっぷりにする

睡眠・・・夜は陰の時間なので、陰の時間にしっかり睡眠をとり潤いを蓄えます。

女性にとっても大切な血も陰と考えるので、元気に過ごすには睡眠が大切!

食事から・・・潤すと考えられる薬膳・生薬を取り入れる

薬膳:梨、白きくらげ、豆腐、百合根、白ごま、レンコンなど白い食べ物、はつみつなど

 

※潤いのある食材は、元々おなかがゆるい人、皮膚がじゅくじゅくしやすい方などは

 摂りすぎには注意です。

 

◎肺の強化

深呼吸

中医学では肺⇒吐く力が関連します。

深呼吸しづらさや吐きづらさがあれば、肺が少し弱っているサイン。

深呼吸を続けてみることで日々鍛えられ、吐くのが楽になっていくので、ぜひ取り入れてみてください。

“大きく息を吸い込んだら7秒ほどかけゆっくり細く吐く”のもオススメ。

 

また、秋前半と秋後半では性質も変わってくるので、2つに分けて考えます。

秋前半は、

秋後半は、燥  となります。

そのため、記載した潤す食材に

前半・後半でプラスする食材を変えていただければと思います。

 

秋前半は冷ますもの:トマト、きゅうり、ナス、冬瓜など

秋後半は温めるもの:生姜、くるみ、ねぎ、にら、かぼちゃ、シナモンなど

 

現在は、涼しくなってきたので、涼燥の時期と考えていただき、

温かいものと合わせて取り入れていただきたいです。

 

季節に合わせて調整しつつ、過ごしやすい秋を元気に過ごしていただきたいです。

みなさんは元気で過ごせたら何を楽しみますか?

芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・楽しみが広がりますね^ ^

 

漢方薬は体全体のバランスを整えていくような役割を担うので、

みなさんの体質に合わせてお選びしてお作りしております。

毎年、この時期になると上記のような症状がでてくる、

一度症状がでるとなかなか治りにくいなどお困りの方は、

体質から改善していくことをおすすめいたしますので、

ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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