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0120-73-1410自律神経が冬に乱れやすい体質をおもちの方は多いのではないでしょうか。
一度崩れてしまうと回復までに時間を要し、辛い日々を過ごすことに。
今回は冬の自律神経の乱れについて解説します。
冬将軍が到来し本格的に冬になると「不安」や「動悸」、「火照り」など
いわゆる自律神経の乱れから生じる症状に悩まされる方が増えます。
主な原因として
一つに、身体が気温の低下による冷えの影響を受けて
交感神経系が興奮することで血管や筋肉が緊張します。
よく温暖な地方の人々は比較的穏やかな方が多く
寒冷な地域になるほど我慢強い人が多いといわれますが
寒い気候によって
慢性的に身体が緊張にさらされている可能性は非常に高いのです。
二つ目の理由として
気温の低下によって腎が傷み
相克の関係にある心の抑制系が弱まるからです。
腎は寒に弱いという特徴があります。
例えば、寒いとお手洗いが近くなったり
むくみやすくなることからも
腎は寒さに弱いことがお分かりかと思います。
相克の図
(腎が心に向かって矢印が伸びていて
相克の関係を示しております)
図のように腎が心の働きすぎを抑えているわけですが
腎が弱って心を抑制できていない状態を
いわゆる心腎不交といいます。
腎が心の陽を抑えられず
心の陽が上昇してしまっている状態です。
こうなるとエネルギーが体の上部に滞留することで
様々な自律神経を由来とする不調が生じます。
従って、漢方治療では
身体を温めながら腎を補う漢方薬を
上手く使っていくことが
冬場の自律神経の乱れを解決するのに
一般的な処方となります。
養生法としては
防寒対策をしっかり行う。
タイツや手袋、マフラー、丈の長い上着
アンカやカイロを上手に使って
身体全体を温めるようにいきましょう。
食養生としては
腎を養う食材、
山芋やカツオ、大豆を意識してとってください。
心を養う食材、
柑橘類や牡蠣、アーモンド、赤みの肉類をとってください。
それでも、自律神経の状態がよくならない場合は
一心堂薬局へご相談下さい。
英語・中国語・フランス語にも対応しており、海外からのご相談も数多く頂いております。)
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