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2025年の花粉の飛散開始は1月後半からと例年に比べて早く、
花粉の辛い影響を感じている方は多いのではないでしょうか。
これは統計史上最も早い時期となります。
花粉の飛散開始が早い原因としては、前年の夏の猛暑や秋まで
気温の高い日が続いた厳しい残暑によって、スギなどの
植物の開花が早くなったためと考えられております。
スギ花粉などが目・鼻の粘膜に付着し、アレルギー反応によって
炎症そして身体から異物(花粉)を排出しようとするために
花粉症の不調が現れます。
花粉症は、「鼻水」「鼻詰まり」「くしゃみ」「目のかゆみ」の
4つの主症状があります。
統計では、2024年3月時点で花粉症の有病率は国民の約42.5%、
つまり2人に1人が花粉症を生じております。
そのため、花粉症で悩まれている多くの方に
漢方薬を知っていただければと思います。
漢方薬はどのくらいで効果が出るのか
または病院のお薬で副作用が気になる方、安心してください。
漢方薬の薬効は速効性があり、
服用による眠気もほとんど現れることがありません。
鼻水が流れて止まらないときは、漢方薬・小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)で対応します。
60℃程のお湯でエキス剤を服用し、しばらく温かい場所で待機すれば、
10分・20分のうちに、不調が消えて行くのが体感出来そうです。
服用後身体が温まらなければ、もう一度追加服用してください。
服用後しばらくは、冷たい風にあたることが無いよう、気をつけてください。
鼻詰まりはとても苦しい不調、花のツボミを配合した漢方薬で対応します。
ツボミは、花の芳香を閉じ込めたカプセルです。
鼻腔奥に刺激を与え、鼻詰まりを改善します。
鼻詰まりと鼻水が混在するなら漢方薬・葛根湯加川芎辛夷
(かっこんとうかせんきゅうしんい)を60℃程のお湯で服用、
強い鼻詰まりなら漢方薬・辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)を
40℃程のお湯で服用してください。
両薬ともにシンイ(辛夷)という、ハクモクレンなど
のツボミが配合されています。
ハクモクレンは街路樹としても目にすることがあり、
3月頃に香り良い白花を数多く咲かせます。
それら植物が持つ命のちからを、
ひとの健康のために役立てるのが、漢方薬です。
副鼻腔炎では、膿を排出する生薬・キキョウ(桔梗)を配合した、
漢方薬・排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)などで対応します。
このお薬は花粉症に付随して痰や喉の痛みがある方にも使われます。
目のかゆみでは、炎症抑えで漢方薬・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
または柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)で対応することがあります。
涙が止まらない、目やにには漢方薬・越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)も、
状況によっては改善への良薬になります。
花粉症は、疲労・ストレスにより
自律神経・免疫のバランス崩れることで発症しやすくなります。
「なぜ発症したのか」と根本的な原因を考えることが最も大切です。
花粉症で長くお辛い方には体質を改善し、
身体の基本的なバランスを整える必要があります。
花粉症の時期に限り症状を抑えたい方、体質改善をして長く症状を抑えたい方、
是非一心堂薬局各店にて、どうかご相談ください。
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